日本画と恐竜展
- 長倉陽一
- 2023年11月25日
- 読了時間: 2分
小川町の展示とかぶるように日本画と恐竜展がおこなわれましてご来場くださった方々、展示を支えてくださった方々、本当にありがとうございました。知り合いもたくさん来てくれて嬉しかったです。
自分の絵には統一感を感じられない気がして課題にあげていたけどどの絵もよく思ってくれる人がいて好んでくれる人の幅が広いと考えたら長所なのか?少しだけ前向きに考えられるようになりました。

恐竜展に出したいと思ったきっかけは2021年におこなわれた展示で偶然立ち寄ったんだけど見るなりビビット来るものがあり、「日本画と恐竜」という組み合わせに化学変化みたいなものを感じました。
「日本画」と「恐竜」のインパクトとしては個人的に江戸時代に獅子や象を文献から想像で描いて見る人を驚かせていたときや明治時代に初めて生のライオンや象を見て描かれた絵を見た時。状況は全然違うけど似たような衝撃があったんじゃないかと想像させられました。
当時の人間じゃないからわかりませんが。
世の中にイラストや雑誌で絵は溢れているけど恐竜を通して日本画に触れるという状況がまずおもしろいなと思います。
参加してみて
恐竜が好きでアートや日本画に触れる人と
絵が好きで会場に来て恐竜に触れる人と
研究者や学者の関係で来る人と
幅広い話を聞けた気がする。「好き」は強いなって思い知らされました。

サイエンスの視点で研究者が研究の上で想像した恐竜の絵はたくさん見てきたけど美術作家が日本画を使って自由な発想で描くのが新鮮に感じます。
「日本画と恐竜」と匹敵するようなワードを他にも見つけて作品にできたらなんて面白いんだろうと思わせてくれるような企画です。来年も展示できるよう頑張りたいと思います。
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